物理科学科:学位授与の方針


理工学部の教育課程編成・実施方針に沿って定めた物理科学科の教育目標に基づき、学生が身につけるべき以下の学習成果の達成を学位授与の基本方針とする。

  1. 基礎的な知識と技能
    1. 文化・自然・現代社会と生活に関する基礎科目を履修し、自然現象を理解する取り組みの意味付けを俯瞰、考察することができる。
    2. 言語・情報・科学リテラシーに関する授業科目を履修し、自然を記述する数学と論理表現の技術を身につけ、情報を効果的に伝達する能力をもつ。
    3. 理工学を支え、最先端科学技術の基礎となる物理学を学習している。
      
  2. 課題発見・解決能力
    1. 実験・実習学習において、実験の過程で生起している問題点・状況を把握し、論理的・か学的な考察に基づいて適切に解決することが出来る。
    2. 卒業研究に於いて先端的な研究にふれ、各領域での実践を経験し、課題を発見し解決する能力を身につけている。
    3. 広範な領域の物理学を発展的に学習し、現代社会がもつ科学・技術上の諸課題を考察できる。
      
  3. 個人と社会の持続的発展を支える力
    1. 多様な文化と価値観を理解し、社会や他者と共存できる。
    2. 様々な問題に積極的に関心を持ち自主的に学習を継続し、自己を活かして社会に参画する能力を身につけている。
    3. 高い論理観を身につけ、社会人として社会的に責任のある行動をとることができる。

卒業認定には、単位取得、卒業研究の成果などをもとに物理科学科としての卒業認定審査を行う。最終的には教授会において審議し決定する。